2000系は1977年から1992年に444両が製造されました。1988年以降の製造車はモデルチェンジが行われ、新2000系と呼ばれています。
4扉20m級車体で、西武鉄道では初めて界磁チョッパ制御、回生ブレーキ併用全電気指令式ブレーキを採用しました。
1990年までは新宿線系統のみに、それ以降は池袋線系統にも投入されるようになりました。1986年に発生した田無事故で8両が廃車になった他は全車在籍しており、車両数は西武鉄道で一番多い形式となっています。
2000系は1996年から2006年に、新2000系は2007年からリニューアル工事が行われています。リニューアル工事では車内は座席・化粧板の交換、車外はパンタグラフのシングルアーム化などが行われました。
2015年度からは廃車が始まっています。