2000・2080系
1962年から始まる地下鉄日比谷線直通運転に合わせて、1961年に登場したのが日比谷線乗り入れ用2000系です。最終的に8両固定20編成の160両が製造されました。両開き扉など東武初の技術が多く取り込まれた車両でした。
乗り入れ先の営団(現東京メトロ)、東急が18m主流だったため2000系も18m級となりました。当初は4両固定で10編成作られましたが、輸送力増強のため1964年には中間に2両を入れて6両固定となりました。その後、北春日部駅が開業した1966年から4年間にわたり6両固定を10編成増備。1971年にはさらに2両を挟み8両固定となりました。
2000系のうち2115F～2118Fは1720系から流用された台車を履いていました。
1988年に地下鉄線内でも冷房が使用可能になることに伴い冷房化も検討されましたが、新型の20000系を投入することになり同年から廃車が始まりました。そして1993年8月1日のさよなら運転を持って引退しました。
一部は野田線の3000系を置き換えるために改造し、1988年に2080系が登場しました。比較的新しい中間車(2550・2650)を3つ集めて6両として先頭車化改造や電装解除などが行われました。
しかし電装解除が災いし故障が頻発したり、冷房が付いていないことから乗客から不評で、置き換える予定だった3000系と共に1992年に引退しました。改造後4年、種車の2000系よりも早く消滅するという形式でした。
乗り入れ先の営団(現東京メトロ)、東急が18m主流だったため2000系も18m級となりました。当初は4両固定で10編成作られましたが、輸送力増強のため1964年には中間に2両を入れて6両固定となりました。その後、北春日部駅が開業した1966年から4年間にわたり6両固定を10編成増備。1971年にはさらに2両を挟み8両固定となりました。
2000系のうち2115F～2118Fは1720系から流用された台車を履いていました。
1988年に地下鉄線内でも冷房が使用可能になることに伴い冷房化も検討されましたが、新型の20000系を投入することになり同年から廃車が始まりました。そして1993年8月1日のさよなら運転を持って引退しました。
一部は野田線の3000系を置き換えるために改造し、1988年に2080系が登場しました。比較的新しい中間車(2550・2650)を3つ集めて6両として先頭車化改造や電装解除などが行われました。
しかし電装解除が災いし故障が頻発したり、冷房が付いていないことから乗客から不評で、置き換える予定だった3000系と共に1992年に引退しました。改造後4年、種車の2000系よりも早く消滅するという形式でした。
| 製造初年 | 1961年 |
|---|---|
| 定員(名) | Mc＝140、他＝156 |
| 自重(t) | 32 |
| 最大寸法(mm) | 長：18000 巾：2800 高：3995 |
| 台車 | M台車：TRS-61M、TRS-60MB(2115F～2118F) |
| 主電動機 | TDK-824(75kW) |
| 主制御装置 | カム軸式MMC型 |
| ブレーキ装置 | 電制付HSC-D方式 |
←中目黒
| ◆ | ◆ | ◆ | ◆ | ||||||||
| Mc 2100 |
M 2200 |
M 2350 |
M 2250 |
M 2550 |
M 2650 |
M 2300 |
Mc 2400 |
||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| R | M・P | R | M・P | R | M・P | R | M・P |
| 編成 | 2100+2200+2300+2400 | 2350+2250 | 2550+2650 | 備考 | |||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 製造メーカー | 製造年 | 製造メーカー | 製造年 | 製造メーカー | 製造年 | ||
| 2101F | ナニワ工機 | 1961 | ナニワ工機 | 1964 | アルナ工機 | 1971 | |
| 2102F | 日本車輌 | 1961 | 日本車輌 | 1964 | アルナ工機 | 1971 | |
| 2103F | 日本車輌 | 1962 | 日本車輌 | 1964 | アルナ工機 | 1971 | |
| 2104F | 日本車輌 | 1962 | 日本車輌 | 1964 | アルナ工機 | 1971 | |
| 2105F | 日本車輌 | 1962 | 日本車輌 | 1964 | アルナ工機 | 1971 | |
| 2106F | 日本車輌 | 1962 | 日本車輌 | 1964 | アルナ工機 | 1971 | |
| 2107F | ナニワ工機 | 1962 | ナニワ工機 | 1964 | アルナ工機 | 1971 | |
| 2108F | ナニワ工機 | 1962 | ナニワ工機 | 1964 | アルナ工機 | 1971 | |
| 2109F | ナニワ工機 | 1962 | ナニワ工機 | 1964 | アルナ工機 | 1971 | |
| 2110F | ナニワ工機 | 1962 | ナニワ工機 | 1964 | アルナ工機 | 1971 | |
| 2111F | ナニワ工機 | 1966 | ← | ← | 富士重工 | 1971 | |
| 2112F | ナニワ工機 | 1966 | ← | ← | 富士重工 | 1971 | |
| 2113F | 日本車輌 | 1966 | ← | ← | 富士重工 | 1971 | |
| 2114F | 日本車輌 | 1966 | ← | ← | 富士重工 | 1971 | |
| 2115F | 日本車輌 | 1968 | ← | ← | 富士重工 | 1971 | |
| 2116F | ナニワ工機 | 1968 | ← | ← | 富士重工 | 1971 | |
| 2117F | ナニワ工機 | 1969 | ← | ← | 富士重工 | 1971 | |
| 2118F | ナニワ工機 | 1969 | ← | ← | 富士重工 | 1971 | |
| 2119F | 日本車輌 | 1970 | ← | ← | 富士重工 | 1971 | |
| 2120F | 日本車輌 | 1970 | ← | ← | 富士重工 | 1971 | |
| 製造初年 | 1988年(改造) |
|---|---|
| 定員(名) | Mc1,2＝140、他＝156 |
| 自重(t) | Mc1,2=33、M1,2=32、T1=28、T2=29 |
| 最大寸法(mm) | 長：18000 巾：2868 高：4195 |
| 台車 | M台車：TRS-61M T台車：TRS-61T |
| 主電動機 | TDK-824(75kW) |
| 主制御装置 | カム軸式MMC型 |
| ブレーキ装置 | 電制付HSC-D方式 |
←柏
| ◆ | ◆ | ||||||||||
| Mc1 2180 |
M2 2280 |
T1 2380 |
T2 2480 |
M1 2580 |
Mc2 2680 |
||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| R | M・P | M・P | R | M・P |
| 編成 | 組成 | 改造前 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 2181F | 2181+2281+2381+2481+2581+2681 | 2560+2563+2556+2656+2663+2660 | 1992年度廃車 |
| 2182F | 2182+2282+2382+2482+2582+2682 | 2552+2551+2651+2558+2658+2652 | 1992年度廃車 |