169系は165系をベースにEF63との協調運転を可能にしたもので、1967年から1969年にかけて93両が製造され、1997年10月のしなの鉄道発足時にJR東日本から3編成9両が、1998年に1編成3両の計4編成12両が導入されました。
快速「みすず」に使用されていたアコモ改良車で、新幹線発生品の転換クロスシートや簡易リクライニングシートが装備されていました。
軽井沢～長野間で幅広く使用されましたが、2011年7月の省令改正でJRへの直通運転を終了し、専ら軽井沢～小諸での運用になりました。2012年2月にS54編成が引退、残る3編成も2013年4月29日のファイナルイベントを最後に引退しました。