101系は西武秩父線を走行するための高出力・高ブレーキ性能の車両として1969年度から1983年度にかけて434両が製造されました。製造途中で大きくモデルチェンジしており、1976年までのタイプを旧101系、1979年からのタイプを新101系と、8両編成を301系と呼びます。
主電動機は出力150kWのものを、ブレーキは発電ブレーキ付き電磁直通空気ブレーキを、主制御器は抵抗制御を採用しています。
1988年より4000系への機器流用のため廃車が始まり、のちに9000系・10000系へも機器流用が行われました。旧101系は2010年までに消滅、新101系は2004年から廃車が始まりました。30000系の増備により廃車は一気に加速し、2012年度にワンマン車を除き引退しました。廃車になった車両の一部は流鉄、上信電鉄、秩父鉄道、伊豆箱根鉄道、三岐鉄道、近江鉄道へ譲渡されています。(譲渡車は編成表内にて社名と同色に着色)