1000系は01系置換用として2011年度から2016年度に40編成240両が製造されました。全車が日本車輌製となっています。
車体はアルミダブルスキン構造の16m車体で、かつて銀座線で活躍していた1000形を基調としたデザインとなっています。最終増備となる1139F・1140Fは地下鉄開業90周年特別仕様車として、よりレトロなデザインとなりました。台車は曲線通過性能の向上を図るため自己操舵機能台車が採用されています。主電動機はPMSMを採用し、制御機器はIGBT-VVVFインバータが採用されていましたが、3次車以降はより効率の良いハイブリッドSiCが採用されています。車内ドア上には17インチLCDが2画面搭載されていましたが、1134F以降は3画面となり以前の編成も3画面化が行われました。
当初浅草側の車番は16**となっていましたが、1000形に近づけるため1123F以降は10**となり以前の編成も改番されました。