1000形は旧型車置き換えのため1976年に1編成3両が製造されました。
20m級普通鋼車体で、上信電鉄では初めてMM'ユニット方式を採用しました。また電気指令式ブレーキやワンハンドルマスコンを採用し、1977年に鉄道友の会ローレル賞を受賞しています。
3両編成であったことから利用者の減少でラッシュ専用車となり、2001年に3両編成での運行を終了し2両編成と1両増結車に分割する改造が行われました。クハ1301の運転台をモハ1201に移設しクモハ1201に、クハ1301は新たにデハ250形に合わせた運転台が製造され、ブレーキも自動空気ブレーキに改造されました。主にデハ252と連結し編成を組んでいます。