113系は111系を元に出力を120kWにした形式で、1963年から1982年にかけて約2900両が製造されました。出力に関係ない制御車・付随車は111系の続番となっています。
JR東日本は1566両を継承しました。その後115系からの改造などで両数が若干増加しました。
東海道線・伊東線・横須賀線・総武快速線・総武本線・成田線・鹿島線・外房線・東金線・内房線で活躍していましたが、E217系の投入により1999年に横須賀線・総武快速線から、E231系の投入により2006年に東海道線・伊東線から撤退しました。最後まで残った房総地区も2009年から209系2000・2100番台の投入が開始され、2011年8月いっぱいで営業運転を終了しました。最後まで残ったマリ116編成も10月15日に廃車回送を兼ねたさよなら運転が行われ、全廃となりました。