3500形
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3500形は1972年から1982年に24編成96両が製造されました。京成通勤車初の冷房車です。
骨組みは普通鋼ながら外板はステンレス鋼のセミステンレス構造を採用し、制御装置は都営浅草線の規定により抵抗制御で製造されました。末期に製造された3583・3584・3588F・3596Fはオールステンレス構造となっています。
1996年から大規模な更新工事が行われ、前面や車内のリニューアルが行われました。しかしながら2000年以降は更新中止となり、未更新車から廃車が進んでおり、2017年に未更新車が全廃となりました。
4両編成を基本とし4+4や2+4+2の8両で京急線まで乗り入れるほか、4両編成をばらし4+2・2+4の6両編成を組んで運用に入っていましたが、都営・京急への運用は3000形の増備により2015年秋に乗り入れ運用から基本的に外れ、2016年秋以降は完全に乗り入れなくなりました。
2013年4月からは3540Fが芝山鉄道に貸し出されています。2018年には更新車にも廃車が発生しました。2021年8月には6両編成の組成変更が行われ、4+2・2+4の組成から基本編成に別編成をサンドイッチした2+2+2の組成に組み換えが行われました。
最終更新
2022/4/17
備考
M2
3500
M1'
3500
M1'
3500
M2
3500
3508F 3508 3507 3506 3505  
3516F 3516 3515 3514 3513  
3520F 3520 3519 3518 3517 2021年度廃車
3532F 3532 3531 3530 3529 2018年度廃車
3540F 3540 3539 3538 3537 芝山鉄道に貸出
3544F 3544 3543 3542 3541  
3552F 3552 3551 3550 3549 2021年度廃車
6両
M2
3500
M1'
3500
M1'
3500
M2
3500
M1'
3500
M2
3500
3504F 3504 3503 3554 3553 3502 3501 中間車は元3556F下り方
3512F 3512 3511 3526 3525 3510 3509 中間車は元3528F下り方
6両
M2
3500
M1'
3500
M2
3500
M1'
3500
M1'
3500
M2
3500
3524F 3524 3523 3528 3527 3522 3521 中間車は元3528F上り方
3536F 3536 3535 3556 3555 3534 3533 中間車は元3556F上り方
3548F 3548 3547 3552 3551 3546 3545 中間車は元3552F上り方
未更新車 備考
M2
3500
M1'
3500
M1'
3500
M2
3500
3560F 3560 3559 3558 3557 2002年度廃車
3564F 3564 3563 3562 3561 2004年度廃車
3568F 3568 3567 3566 3565 2004年度廃車
3572F 3572 3571 3570 3569 2005年度廃車
3576F 3576 3575 3574 3573 2015年度廃車
3580F 3580 3579 3578 3577 2007年度廃車
3584F 3584 3583 3582 3581 2007年度廃車
3588F 3588 3587 3586 3585 2016年度廃車
3592F 3592 3591 3590 3589 2015年度廃車
3596F 3596 3595 3594 3593 2015年度廃車

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