E257系は183・189系置換用として2001年から2002年にかけて中央特急用0番台が154両、2004年から2005年にかけて房総特急用500番台が95両製造されました。
車体はアルミ合金製ダブルスキン構造を採用し、降雪線区での運用を考慮し0番台・500番台共に耐寒耐雪構造となっています。空調は床下に設置されています。
制御装置はIGBT-VVVFインバータを採用し、情報伝送は特急車両として初めてTIMSを採用しています。
房総特急の減少により500番台が余剰気味であり、2018年3月からは豊田車両センターの189系を置換えています。また2018年7月よりE353系増備に伴い0番台にも運用離脱が発生しています。2018年9月からは0・500番台共に波動用として団体や臨時快速での運用が開始され、2020年3月からはリニューアルされ2000番台となった0番台が東海道線特急踊り子へ転用されました。