3/16 伊勢崎線系ダイヤ改正

・とうきょうスカイツリー停車列車増加
浅草駅10時以降に発車する下り特急がとうきょうスカイツリーに停車します。

・けごん1号板倉東洋大前停車
ゴルフ客のための停車ということですがどれだけ効果があるのか・・・。

・けごん2号20分繰り下げ
現行春日部608発のところ628発になります。回送を営業化したものの早すぎましたからね。このあとのけごんは大盛況なのでどうなるか気になります。

・平日夜間きりふり増発
帰宅ラッシュの稼ぎ時ながら1時間日光線系特急が無かった浅草1930発で春日部行きのきりふりが設定されます。南栗橋行きの前運用となるので運用数に変化はありません。

・快速及び区間快速のとうきょうスカイツリー停車
前回改正でやらなかったのが不思議でしたが、やはり停めるようです。

・区間快速停車駅及び本数見直し
新栃木以南が快速運転に変更となります。乗客も車両も悲鳴を上げている状態だったので少しは良くなるでしょう。ただ南栗橋・栗橋くらい停まっても良かったような・・・。
またこれに合わせて日中の運転間隔が2時間に一本になります。朝の本数は変わらないので6050系の所要数に変更はないと思われます。利用状況どうこうありますが6050系の走行距離を抑え、新栃木以南快速運転と合わせて車両負担を軽減し延命を図ろうとしている気がします。
新栃木以北の本数減った分の補填に関しては記載がありませんが、さすがに新栃木折り返しの普通列車が設定されると思いますが・・・。

・半直微増
平日2往復、土休日1往復増発されるようです。平日朝ラッシュ分に関しては北千住折り返しの半直車を使うことで増備することなく本数を増やすものと思われます。

・日々直南栗橋延伸
長らく東武動物公園止まりだった日比谷線直通が南栗橋へ延伸されます。日中は時間2本で平日は上り21本下り24本、土休日は上り23本、下り28本が設定されます。

・日中区間準急廃止及び竹ノ塚普通新設
浅草〜久喜で運転されている区間準急を浅草〜竹ノ塚の普通列車に変更します。区準は正直存在価値が微妙で北千住で乗ってもすぐ降りる客ばかりだったので、終日混雑してる北千住〜竹ノ塚の増発に充てるのは正しい判断だと思います。特に大きい点が北千住で１階発着の普通が出来る点でしょうか。北千住から日比谷線に乗ろうとすると結構な客が階段を下っていたので、今回の浅草行き新設で恩恵を受ける人は多いと思われます。

・南栗橋〜新栃木終日4両折り返し運転(早朝深夜除く)
まぁ利用状況見ればしょうがないでしょう。日中は区快が無くなる分3本から2本になりますが、2006年までは2本でしたし。本来なら宇都宮線との直通が理想でしょうが、8000系が足りないのでステンレス車4両での運転でしょう。

・館林〜太田一部ワンマン化及び館林〜伊勢崎直通運転
日中の館林〜太田でのワンマン化が行われます。3両での営業は現ダイヤでも数本存在するので、それを拡大しワンマン化する形となるでしょう。1時間に1本は伊勢崎直通となる模様です。

・朝ラッシュ時館林分断
現行でも一部行われていますが6時から7時半の間で完全分断するようです。

・朝ラッシュ区間急行8両化
現行10両編成で運行される区間急行が8両化されるようです。現在10両の区間急行は13本存在します。うち1本が半直化なので12本が8両化、24両の減車となる計算です。ここ数年の半直移行で区急は余裕がある状況だったので、それに合わせて減車のようです。余裕があると言っても24両減車となるとさすがに厳しい気もしますが、急行続行などでうまく混雑分散を図ればどうにかなるでしょう。

・館林・南栗橋での増結及び北千住での解結廃止
上記のものと関連し、増結時間帯の運用分断及び8両化に伴う浅草駅入線可により館林・南栗橋での増結及び北千住での解結が廃止となります。これにより時間のロスが無くなるので運用の効率化が図れると思われます。

・総評
賛否が割れていますが、利用状況を調査したうえで効率を追求した良いダイヤだと思います。現行ダイヤは本数等理想的なものの、どこかしら無駄を感じていたので無駄をうまい具合にカットしたと評価したいと思います。また酷使されていた6050系を思いやる運用、普通運用で走行距離が短い上に昼寝ばかりしていた日々直車の日中活用など車両面も考えている、現ダイヤには無かった新たな考えが盛り込まれていると感じます。
まだ細かい時間等は不明ですが、朝ラッシュ及びミクリ以北の減車及びラッシュ時の増解結廃止により所要本数が30両程度減るのではないかと考えています。余剰となった車両の動きも気になるところです。